ブックタイトルマツオカ建機デジタルカタログV6.1

ページ
135/228

このページは マツオカ建機デジタルカタログV6.1 の電子ブックに掲載されている135ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

マツオカ建機デジタルカタログV6.1

レンタカー・特種車両関係クレーン付トラック(ユニック車)運転操作注意ポイント高高所所作作業業台車・土木建設機械小型汎用機■作業領域と安定度カーゴクレーンは、後方が最も安定がよく、側方、前方へと安定は悪くなります。また、荷台に積載物がある場合とない場合では、安定度は大きく変化します。積載物がない場合の方の安定が悪くなります。■アウトリガのジャッキアップで、前輪は浮いた状態になっており、オーバーロードするとシーソー状態になります。■前方領域では「空車時定格総荷重」の25%以下で作業してください。■アウトリガは最大張出しアウトリガは最大張出しが原則です。カーゴクレーンの「空車時定格総荷重」は、アウトリガの張出し幅により大きく異なります。また、中間張出しは最小張出し性能と同じです。作業半径は同じでもブーム長さによって性能は多少異なります。アウトリガを設置しない状態での、クレーン操作はしないでください。■アウトリガを設置しないでクレーン作業すると、転倒事故などの危険性があります。アウトリガ張出幅によって、つり上げ性能が変わります。■「中間張出」「最小張出」では空車時定格総荷重表の「最小張出」で作業してください。■荷の横引きや斜めづり禁止荷の横引きや斜めづりは行なってはいけません。荷が大きく振れるばかりでなく、クレーンに余計な力が加わり転倒や損傷の原因となります。荷をつる時は、荷の重心位置の真上へフックを移動し、ウインチの巻上げ操作にて行います。■水平堅土に水平設置カーゴクレーンは、軟弱地盤や傾斜地を避け、水平堅土上にアウトリガを最大に張出して、機体を水平に設置します。必要により地盤の補強・養生を行いましょう。また、アウトリガを設置しない状態でのクレーン操作は絶対に行ってはなりません。車両は、地面が堅くて平坦な場所を選らんで停車してください。■シフトレバーを中立にし、駐車ブレーキをかけてください。■玉掛けは確実に荷物は合図者の合図により、つり荷を地切りして一旦停止して「玉掛けの状態とつり荷の安定」を確認しましょう。少しでも気になるときは、玉掛けをやり直しましょう。荷の玉掛けは確実に行いましょう。■「玉掛け用具は適切か」■「荷が不安定な状態になっていないか」■「荷の重心をつっているか」■感電防止の措置近くに送配電線がある場合には、感電防止措置を講じなければなりません。通電が停止されているか、絶縁用防護管等の感電防止措置が講じられているか、また、監視人が配置されているか確認しましょう。■前輪は地面に軽く設置した状態。■車両は左右の傾きがないこと。■ジャッキの下部には地面の状態に合った、敷板を使用する。■悪天候時の作業は中止悪天候時はもとより、悪天候が予想されるときは、作業を中止しましょう。■つり荷の質量と空車時定格総荷重表つり荷の質量を知り、カーゴクレーンの「空車時定格総荷重表」の範囲内で作業が行えることを確認しましょう。なお、「空車時定格総荷重表」は後方・側方領域での性能で、前方領域では「空車時定格総荷重」の25%以下で作業してください。「空車時定格総荷重」とは、荷台に積載物がない場合の安定に基づく性能です。クレーン作業は空車時定格総荷重の範囲内でのつり上げを守りましょう。■範囲内を超える荷をつると機械の損傷や転倒事故が起きます。■荷重指示計と荷重計荷重指示計はブーム長さと角度におけるアウトリガ最大張出空車時定格総荷重を表しています。荷重計は無負荷でウインチ巻上げ操作時、指針が0(ゼロ)になるエンジン回転で使用します。ウインチ巻上げ時のみ荷の重さを測定できます。荷の地切りはウインチ操作で行い、地切り時に荷重計で荷の重さを測り、一旦止めてオーバーロードになっていないことを確認してから再度つり上げましょう。■起伏、伸縮操作による地切りは、行わないこと。荷振れを起こして危険です。■起伏、旋回操作は低速で特に起伏や旋回操作は荷振れを起こしやすく注意が必要です。高速での操作は大変危険です。旋回はゆっくりと行い、安定の悪い側方方向への旋回は特に、転倒しないように注意しましょう。水処ポ理ン機プ・器溶接発機電関機連・コンプレッサーエアー工具送集風塵機機・工具関係照明重機仮器設・関保連安機器・測測定量器器・物揚流重機機器・■忘れるな!走行用ロックピンの挿入アウトリガを格納したら、必ず走行用ロックピンを入れてください。走行時にアウトリガが飛出すと大変な事故を起こす恐れがあります。事故防止のために必ず走行時には、アウトリガロックピン(ワンタッチレバー)と走行用ロックピンを確実に入れてください。■走行用ロックピン走行中のアウトリガ飛び出しを防止します。■アウトリガロックピン(ワンタッチレバー)クレーン作業時はインナーケース縮小を防止し、走行中はアウトリガ飛び出し防止を補助します。■アウトリガをピン固定しない状態で走行すると、走行時の振動あるいは急カーブなどでアウトリガが飛び出し「事故」を起こす恐れがあります。■走行前には、必ず「走行用ロックピン」及び「アウトリガロックピン(ワンタッチレバー)」を確実に入れて、アウトリガを固定してください。■ブームは縮め下げておくブームを格納方向に向け最縮小して、いっぱいまで下げて格納します。ブームの格納方向は、車両登録時に決められており、これを守って走行しなければ違法行為になります。■クレーン作業状態のままの放置は、エンジン始動時等に不意に動くことがあり、危険です。■フックの固定走行時には必ずフックは固定していなければなりません。【フック・イン仕様】フック格納スイッチを押してブーム先端部へ自動格納します。また、旋回装置に異常を感じた時は走行しないでください。【ロープ固定仕様】ロープを用いてウインチ操作にてフックを所定の位置へ固定します。ブームをいっぱいまで下げ、フックを格納してください。【フック・イン仕様】【ロープ固定仕様】■安定は後方から側方になるほど、悪くなります。■PTOを切り忘れるな「走行前の確認」が終ると必ずクラッチペダルをいっぱい踏込み「PTO」を“断”にします。「PTO」を“接”状態で走行すると作動油の油温が上昇するばかりでなく、操作レバーが入るとクレーンが動き大変危険です。■「走行前の確認」を行ってから、確実に断操作をしてください。■ワイヤーロープのねじれ除去方法1 2ねじれの方向と回転数を調べる。3 4フックを地上に巻下げる。特レ種ン車タ両カ関ー係・季節商品備品ハウトスイ・レ倉庫・足仮場設工材事・■ブームを下げ忘れたままで走行すると、電車架線との接触事故や橋桁との衝突事故を起こします。走行時にはブームをいっぱいまで下げてください。■フックを車体に固定しないで走行すると、急カーブなどでブームが振れ、他の走行車両にぶつけたりして危険です。フックは所定の位置に固定してください。ソケットをブームからはずす。ねじブーム長さを最長にし、起伏角度れの反対方向にねじる。を最高にしてフックの巻上げ、巻[注意]一度に5回以上はねじらないこ下げを数回繰返す。と。また、この方法でねじれが直らない場合は、新しいワイヤーロープに交換する。メーイシンョフンォ134